【保育園看護師が解説】手づかみ食べが始まる時期の姿勢サポート|「食べやすい」を育てる工夫

「そろそろ手づかみ食べかな?」そう思って始めてみたものの、

  • ぐちゃぐちゃにするだけ
  • すぐ投げる
  • 立ち上がろうとする
  • 全然食べない

そんな姿に、がっかりしたり、疲れてしまったりしていませんか?

でもそれ、やり方が間違っているわけでも、ママの関わりが足りないわけでもありません。

実はこの時期、「姿勢」が大きく関係していることがとても多いんです。

保育園看護師として日々子どもたちを見ていても、

手づかみがスムーズに進む子と、つまずきやすい子の差は“姿勢”に出ると感じています。

まいこ@保育園看護師まま

この記事では、手づかみ食べが始まる時期の発達をふまえながら、「食べやすい」を育てるための姿勢サポートを、できるだけやさしくお伝えします。

目次

手づかみ食べが始まる時期とは?

いつ頃から始まる?月齢より大切なサイン

手づかみ食べは、だいたい7〜9ヶ月頃から始まることが多いですが、大切なのは「月齢」よりもその子の発達のサインです。

たとえば、

  • 食べ物に手を伸ばす
  • にぎったものを口に運ぶ
  • 口に入れたあと、もぐもぐしようとする

こんな様子が見られたら、「手づかみ食べに興味が出てきたよ」という合図。

早く始めなきゃ、と焦る必要はありません。

この時期に育っている「口・手・姿勢」の力

手づかみ食べの時期は、

  • 手でつかむ
  • 口に運ぶ
  • かむ・感じる
  • 飲み込む

これらを同時に練習している最中です。

さらに、

  • 背中を起こして座る
  • バランスをとる
  • 体を安定させる

という「姿勢の力」も、まだ発達途中。

うまくいかなくて当たり前なんです。

うまくできなくて当たり前な理由

手づかみ食べは、「食べる練習」であると同時に、体の使い方を覚える練習でもあります。

最初から上手にできる子のほうが少数派。

  • つかめない
  • 落とす
  • 投げる

それもすべて、成長の途中の姿です。

なぜ姿勢が大切?手づかみ食べと「座り方」の深い関係

姿勢が不安定だと起こりやすい困りごと

姿勢が安定していないと、

  • 食べ物に集中できない
  • 体が前に倒れる
  • 立ち上がろうとする
  • 口に運ぶ前に疲れてしまう

結果として、「食べない」「荒れる」につながりやすくなります。

そしてその結果、ママのストレスもどんどん積み重なってしまいます。

姿勢が整うと「食べやすさ」が変わる理由

姿勢が整うと、

  • 手が自由に動く
  • 口に運びやすい
  • かむことに集中できる

つまり、「食べやすさ」が上がるんです。

保育園現場でよく見る“姿勢が整った子”の変化

保育園でも、

  • 足裏がつく
  • 背中が支えられている

この2つがそろうだけで、

  • 食事時間が落ち着く
  • 食べる量が増える
  • 遊び食べが減る

という変化をよく見ます。

手づかみ食べ期に多い悩みと、姿勢の視点からの考え方

食べない・投げる・遊ぶのはなぜ?

それは、

  • まだ姿勢が安定しない
  • 疲れやすい
  • 集中できる時間が短い

という、発達上とても自然な理由がほとんどです。

「集中できない=やる気がない」ではない

集中できないのは、「やりたくない」からではありません。

体がつらいだけということも多いんです。

姿勢を整えることで減っていく行動もある

姿勢が整うと、

  • 投げる
  • 立ち上がる
  • 泣く

といった行動が、少しずつ減っていくこともあります。

手づかみ食べを支える姿勢サポートの基本

足裏がつくことが最優先

いちばん大事なのは、足裏がしっかりつくこと

足がブラブラしていると、

  • 力が入らない
  • 姿勢が崩れる
  • 食べにくい

という悪循環に。

机と椅子の高さの目安

  • ひじが自然に机に近づく
  • 肩がすくまない

これが目安です。

体を固定しすぎないことも大切

ベルトやクッションは「支え」。

がっちり固定しすぎないことも、実は大切です。

今日からできる!手づかみ食べ期の姿勢サポート実践編

自宅でできる工夫(椅子・足台・環境)

  • 足台を置く
  • タオルで高さ調整
  • 滑りにくいマットを使う

特別なものがなくても、できる工夫はたくさんあります。

外食・実家での対応アイデア

  • 膝の上+足を支える
  • 短時間で切り上げる

「完璧」を目指さなくて大丈夫。

「うまくいかない日」の切り替え方

今日はダメでも、明日うまくいくことも普通にあります。

うまくいかない日の考え方

食べない日=後退ではない

発達は一直線ではありません。

行きつ戻りつが、当たり前。

1口でも「経験できた」ことの意味

  • 座れた
  • 触れた
  • 口に入れた

それだけで、十分な成長です。

姿勢を整えることは成功体験づくり

「できた」という感覚が、次につながります。

次のステップにつながるサイン

  • 座る時間が伸びてきた
  • 体のグラつきが減った
  • 食事中の集中が増えた

これが見られたら、次へ進んでOK。

次に読むおすすめ記事

まとめ|「食べやすい」は姿勢から育っていく

手づかみ食べは、「上手に食べる」ための練習ではありません。

「食べるって楽しい」を育てる時間。

姿勢を少し整えるだけで、ママも、赤ちゃんも、ぐっとラクになります。

頑張りすぎなくて大丈夫。

まいこ@保育園看護師まま

うまくいかない日があっても、それも大切な一歩です。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

目次