
赤ちゃんの肌がカサカサしたり、赤みや湿疹が出たりすると、「乾燥?それとも別の原因?」「病院に行くほどではないけれど、家でできるケアはないの?」と不安になりますよね。
赤ちゃんの肌は大人よりも薄く、バリア機能が未熟なため、日常のちょっとした刺激でも肌トラブルが起こりやすいのが特徴です。
この記事では、保育園で看護師として働く筆者が、赤ちゃんの肌トラブルについて、原因から自宅でできるケア方法、受診を考える目安までを専門的な視点と実体験を交えてわかりやすく解説します。
毎日のケアにすぐ取り入れられる内容なので、「まずは家でできることを知りたい」という方は、ぜひ参考にしてください。
この記事でわかること
- 赤ちゃんの肌トラブルが起こる原因
- 自宅でできる正しい保湿・スキンケア方法
- 皮膚科受診を考える目安
赤ちゃんに多い肌トラブルの種類

赤ちゃんによく見られる肌トラブルには、次のようなものがあります。
- 乳児湿疹(顔・頭・体に出やすい)
- 乾燥によるカサつき・粉ふき
- あせも
- おむつかぶれ
- よだれかぶれ
- 軽いかき壊し
これらは、皮膚のバリア機能が未熟な赤ちゃんだからこそ起こりやすいトラブルです。
生後すぐは皮脂分泌が多いものの、生後2〜3か月頃から急激に減少し、乾燥しやすい肌へと変化していきます。
赤ちゃんの肌トラブルが起こる原因

バリア機能が未熟なため
赤ちゃんの皮膚は、大人の約1/2の厚みしかありません。
皮膚には
- 外部刺激から体を守る
- 水分の蒸発を防ぐ
という重要な役割がありますが、赤ちゃんはこの機能がまだ未完成です。
そのため、少しの刺激でも炎症が起きやすく、乾燥・湿疹・かぶれなどにつながりやすくなります。
看護師ママのポイント
皮膚のバリア機能が弱い状態は、感染症リスクの面でも注意が必要です。
「見た目だけの問題」と思わず、早めのケアを意識しましょう。
よだれ・汗・摩擦などの日常的な刺激

赤ちゃんの生活の中には、肌への刺激がたくさんあります。
- よだれやミルクの付着
- 汗による蒸れ
- 衣類やタオルとの摩擦
- ティッシュやウェットシートでの強い拭き取り
これらが積み重なることで、肌トラブルが起こりやすくなります。
看護師ママのポイント
「清潔にする → 乾燥させすぎない → 保湿する」この流れをセットで行うことが、家庭ケアの基本です。
季節・環境の影響
赤ちゃんの肌は、気温や湿度の影響を大きく受けます。

- 冬:空気の乾燥によるカサつき
- 夏:汗やムレによるあせも・かぶれ
- 季節の変わり目:湿疹の悪化
また、花粉や黄砂などの影響で、アトピー性皮膚炎が悪化するケースもあります。
看護師ママのポイント
生活環境を整えることは、立派な「予防ケア」です。
【看護師解説】自宅でできる赤ちゃんの肌トラブル対策

毎日の保湿ケアは「朝・夜2回」が基本
乾燥対策の基本は、毎日の保湿です。
- 入浴後
- 朝の着替えのタイミング
この2回を目安に、全身に保湿剤を塗りましょう。
これは医療現場でも、皮膚バリアを保つための基本ケアとされています。
看護師ママのポイント
こすらず、手のひらでやさしく押さえるように塗るのがコツです。
赤ちゃんの保湿ケアで悩んでいる方には、アロベビーミルクローションについて、看護師ママの視点で成分や使用感を詳しく解説しています。↓

正しいお風呂の洗い方を見直す
洗いすぎ・こすりすぎは、バリア機能を壊す原因になります。
- 洗浄剤はよく泡立てる
- 手やガーゼでやさしく洗う
- ゴシゴシこすらない
入浴後は、5分以内に保湿することで水分の蒸発を防げます。
衣類・タオル・洗剤選びの注意点
肌に直接触れるものも重要です。
- 綿素材など刺激の少ない衣類
- 洗剤は低刺激タイプ
- すすぎ残しに注意
看護師ママのポイント
敏感肌の子は、洗剤残りが原因で皮膚炎を起こすこともあります。
おむつかぶれ・よだれかぶれの予防
- こまめなおむつ替え
- 汚れはやさしく拭き取る
- 拭いたあとは必ず保湿
保育園や医療現場でも、「拭く+保湿」をセットで行うことが基本です。
肌トラブルを悪化させないための観察ポイント

日々のスキンケアとあわせて、肌の観察も大切です。

- 赤みが広がっていないか
- ジュクジュクしていないか
- かゆみで機嫌が悪くなっていないか
- かき壊しがないか
変化に早く気づくことで、悪化を防ぎやすくなります。
これらを意識することで、ただ「保湿する」だけでなく、早めに変化に気づいて対処することができます。
生活環境で気をつけたいこと

室内の湿度管理(50〜60%)
湿度が40%以下になると、皮膚の水分が蒸発しやすくなります。
加湿器や濡れタオルを活用し、50〜60%を目安に調整しましょう。
ベビーカー・チャイルドシートの汗対策
背中は汗をかきやすく、ムレやすい部分です。
- 通気性のよいシート
- 汗をかいたら早めに着替え
これだけでも、あせも予防につながります。

冬の暖房・夏の冷房対策
冷暖房は肌の乾燥を招きやすいため、季節を問わず保湿ケアは継続しましょう。

まいこ@保育園看護師まま冷房で皮膚が乾燥しやすくなるため、夏でも保湿ケアを怠らないようにしましょう。
皮膚科を受診したほうがよい目安

家庭でのケアをしても改善しない場合は、皮膚科の受診を検討してください。
- かゆみが強く眠れない
- ジュクジュク・ただれがある
- 湿疹を繰り返す
- かき壊しが目立つ
看護師ママのポイント
「もう少し様子を見よう」で悪化するケースも少なくありません。
迷ったら早めに専門家へ相談しましょう。
まとめ

赤ちゃんの肌トラブルは、正しい知識と日々のケアで予防・改善できることが多いです。
看護師として、そして子育て中の母として感じるのは、「肌を守るのは、特別なことではなく、毎日の積み重ね」ということ。
まいこ@保育園看護師ままできることから少しずつ、無理のないケアを続けていきましょう。


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