離乳食の便利グッズおすすめ12選|保育園看護師が本当に使った必需品

目次

はじめに|離乳食づくりは「便利グッズ=手抜き」ではありません

離乳食が始まると、多くのママが「毎日作れるかな」「食べてくれなかったらどうしよう」と不安を感じます。

さらに、初期は裏ごし・すりつぶし・小鍋・小分け……と、とにかく工程が多い時期。

私はこれまで、保育園で0歳児の食事介助や、保護者の離乳食相談を数百回以上担当してきました。

そのなかで強く感じるのは、

離乳食は“気合いでがんばる”より、“仕組みでラクにする”ほうが長続きする

ということ。

便利グッズは「手抜き」ではなく、

ママの負担を減らし、子どもの“食べたい気持ち”を育てるサポート役。

まいこ@保育園看護師まま

この記事では、私自身が仕事・育児の両立の中で本当に役立ったもの、保育園で実際に使われているものを厳選し、調理段階7つ+食べる段階5つの計12アイテムとして紹介します。

まずは全体像|離乳食グッズは「調理」と「食べる」に分けると選びやすい

離乳食グッズは種類が多く、どれを選べば良いか迷いがち。

まず意識したいのは、

  • 調理の負担を減らすもの
  • 食べるときの困りごとを減らすもの

という2つの視点です。

調理をラクにする道具

  • 裏ごしの手間が省ける
  • まとめ作りがしやすい
  • 洗い物が少ない

食べるときに役立つ道具

  • こぼれても掃除しやすい
  • 子どもの「自分で食べたい」を邪魔しない
  • 安全に座れる

この記事では、この2軸で紹介していきます。

【調理編】本当に使える便利グッズ7選

離乳食の最初の壁は「とにかく手間が多いこと」。

ここをショートカットできると、ストレスが大幅に軽減されます。

1. ハンドブレンダー|初期〜中期まで大活躍

離乳食初期の“ペースト”づくりで一番重宝したのがハンドブレンダーです。

ゆでた野菜や果物にブレンダーを差し込むだけで、なめらかなペーストが一瞬で完成。

  • 裏ごしの手間がほぼゼロ
  • 大量調理がしやすい
  • コンパクトで収納に困らない

ブレンダーがあるだけで、初期の負担は半分以下になります。

2. 裏ごし器・すり鉢セット|少量調理に便利

「ブレンダーを出すほどじゃない」という少量のときに便利。

初期は食べる量が少ないので、ちょっとだけ作りたい日に役立ちます。

  • 洗いやすい
  • 食材の質感が確認しやすい
  • こだわりたいママに人気

保育園でも、少量調理では昔ながらのすり鉢をよく使います。

3. 離乳食小分けトレー|まとめ作りの相棒

初期〜中期は特におすすめ。

作ったペーストを1食分ずつ冷凍しておけるので、忙しい平日の味方。

  • 使う分だけ取り出せる
  • 無駄が出ない
  • 時短になる

私は一度に6〜8種をまとめて作り、“離乳食ストックの日”を作っていました。

4. 計量スプーン・計量カップ|“とりあえず”揃えて損なし

初期は「小さじ1」「大さじ1」など、細かい目安が多め。

厳密に量る必要はないものの、最初は基準があると安心です。

  • 初期の不安を減らす
  • レシピ本をそのまま再現しやすい

5. 電子レンジ対応の耐熱容器|温め・蒸し調理もこれ1つ

離乳食づくりは「電子レンジが最強」。

温めだけでなく、ふんわりラップをかけて“蒸し煮”もできます。

  • 少量加熱がしやすい
  • 洗い物が減る
  • 取り皿としても使える

ひとつで何役もこなす万能アイテム。

6. キッチンバサミ|後期〜完了期の救世主

意外と便利なのがキッチンバサミ。

保育園でも、柔らかく煮たうどんや野菜をチョキチョキ切るだけで完成。

  • 包丁より早い
  • 子どもの一口サイズにしやすい
  • 洗いやすいものを選ぶのがポイント

7. 冷凍保存用ジッパーバッグ|ストック整理がしやすい

小分けトレーと並んで人気のアイテム。

特に量が増える中期〜後期に使いやすい。

  • 野菜を下処理して冷凍
  • “刻み野菜ミックス”など自由に作れる
  • 冷凍庫の整理がラク

「もう一品ほしい!」というときに大活躍します。

【食べる編】本当に役立つ便利グッズ5選

離乳食後期に近づくと、食べるのは“練習”。

「こぼす」「ぐちゃぐちゃにする」は発達の一部です。

掃除の負担を減らすと、イライラも減ります。

1. シリコン食器|倒れにくい&洗いやすい

テーブルに吸盤で固定できるタイプも人気。

保育園でも扱いやすく、家庭でも取り入れるママが増えています。

  • 洗ってもベタつかない
  • 温めやすい
  • 落としても割れない

2. シリコンビブ|洗ってすぐ乾くのが最高

布タイプだと、洗濯物が増えて大変。

シリコンビブなら、水で流すだけでOK。

  • 食べこぼしキャッチが便利
  • 外出先でも使いやすい
  • 長く使える

3. ベビースプーン(時期別)|すくいやすさが大事

スプーンは時期に合わせて形が変わります。

  • 初期:細めで浅い
  • 中期:やや深め
  • 後期:子どもが握りやすい太さ・長さ

家庭と保育園で“同じスプーン”を使うと、食べやすさが安定します。

4. ハイチェア|足がつく高さが大切

実は離乳食の“食べやすさ”を大きく左右するのが座位姿勢。

足がブラブラしていると、安定して食べられません。

  • 足がしっかりつく
  • ベルトで安定
  • テーブルとの高さが合う

「座りやすい」だけで食欲が変わることもあります。

5. 食事用マット|床のストレスが消える

床に敷くだけで、掃除が圧倒的にラク。

  • 汚れても水拭きでOK
  • 椅子の下だけ敷くのも◎
  • おしゃれな柄も多い

後期〜完了期のママにとても人気です。

【時期別】離乳食グッズの使い分けガイド

離乳食は4つの時期に分かれます。

その時期によって“必要なグッズ”が変わるのがポイント。

離乳食初期(5〜6ヶ月)

  • ブレンダー
  • すり鉢
  • 小分けトレー
  • スプーン(初期用)

→詳しい記事(準備中)

中期(7〜8ヶ月)

  • シリコン食器
  • 電子レンジ容器
  • 冷凍ストック(刻み野菜)

→詳しい記事(準備中)

後期(9〜11ヶ月)

  • キッチンバサミ
  • ハイチェア
  • 食事用マット

→詳しい記事(準備中)

完了期(1歳〜)

  • 子どもが持ちやすいスプーン
  • 自分で食べる練習グッズ
  • フォーク・スプーンセット

→詳しい記事(準備中)

保育園看護師からのアドバイス|完璧より“続けられる”が正解

多くのママが「ちゃんと作らなきゃ」とがんばってしまい、

疲れきって離乳食がストレスになってしまうことがあります。

でも、私が伝えたいのはこれ。

離乳食は“愛情の量”ではなく、“続けられる仕組み”が大切。

便利グッズを使うことは、決して手抜きではありません。

子どもが食べてくれない日も、焦らなくて大丈夫です。

あなたが少しでもラクになれるように。

それが子どもの「食べる楽しさ」にもつながります。

まとめ|便利グッズはママと子どもの味方

この記事で紹介した12アイテムは、どれも

  • 保育園で実際に使われている
  • 育児と仕事の両立ママにも人気
  • 長く使える

という視点で選びました。

離乳食は“ちょっとした工夫”で、驚くほどラクになります。

必要なものから少しずつ取り入れて、あなたのペースで進めてくださいね。

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