
うちの子、最近ズリバイを始めたのですが、
同じ月齢の子がつかまり立ちをしていました・・



お母さんがお子さんのことを大事にしているからこそ
人と比べてしまったり、不安になってしまうことがあるかと思います。



「発達が遅いかも…」は“その子のペース”に気付けている証拠です。
発達が遅くても“その子のペース”で大丈夫
「周りのこと比べて、うちの子だけ発達が遅い気がする・・」
そんなふうに感じているお母さんたちへ。
結論からお伝えすると、発達のスピードは人それぞれです。
たくさんの相談を受けていますが
“その子なりのペース”で育っている場合がほとんどです。
焦らず比べず、不安になったときは相談できる人にきいてもらいましょう。
お母さんのその心配は「ちゃんと見ている証拠」です。
だから、あなたの育児は大丈夫です。
子どもたちの発達には“驚くほど大きな個人差”が
私自身、保育園看護師として、また3人の子の母として、日々感じていることがあります。
それは、子どもの発達には驚くほどの個人差があるということです。
焦らなくていい理由
• 1歳前に歩く子もいれば、1歳半でやっと歩き出す子もいる
• 言葉が早い子もいれば、身体の動きが得意な子もいる
• 1人目と2人目でも発達のスピードや性格は異なる
早いから良い、遅いから問題というわけではありません。
発達は、比べるものではなく「その子らしさ」を見守るものです。
こんな時どうする?発達の目安と相談のタイミング
「それでもやっぱり不安…」
そんなときは、“目安”を知っておくと安心できます。
歩く・話す・反応|年齢ごとの目安のまとめ
1歳までの目安
- 首すわり、寝返り、おすわり、ハイハイ、つかまり立ち
1〜2歳の目安
- 歩き出し、指差し、単語が出る、簡単な指示が通る
2〜3歳の目安
- 2語文、ごっこ遊び、簡単な会話ができるように
また、お子さまと接していて、
目が合う・声かけに反応する・笑顔がある
この3つがあるかどうかが大切なポイントです。
ただし、これらの目安には“幅”があることを忘れずに。
できないことばかりに目を向けるのではなく、
「できていること」にも目を向け、子どもと過ごす時間を楽しみましょう。
家庭でできる見守りのコツ
「できないこと」ではなく「できていること」に目を向ける
ついつい、“できないこと”に目を向けてしまいがちですが、
“できること”に目を向けることで、関わり方や言葉かけが変わります。
お母さんの表情も柔らかくなり、お子さんも安心するかと思います。
日々の様子をメモで記録する
普段の様子や子どもの姿をメモしておくことで、小さな成長に気づくことができます。
“気になること”を書くのではなく、ありのままの子どもの姿を書いてみましょう。
こんな時は相談してOK
・視線が合わない
・声かけに反応しない
・お母さんが不安で仕方ないとき
「不安になったら」ここに相談
もし「やっぱり気になるな…」と思ったときは、身近な専門家に相談しましょう。
• 保育園の先生
• 保育園看護師
• かかりつけの小児科
• 地域の保健センター
この中でも、保育園の先生・保育園看護師 に相談することをおすすめします。
子どもと一緒にいる時間が長く、子どもの食事・睡眠・遊びを近くで見ているからです。
悩みを相談してみると、
園での様子や専門的なアドバイスをもらえるかと思います。
家での姿と園での姿の違いに驚かれるお母さんもしばしば・・
「親だからこそ気づける違和感」は大切なサインです。
抱え込まずに、誰かに話してみることも大切な子育ての力です。
子どもの育ちを信じて、焦らなくて大丈夫
発達のスピードは、一人ひとり違って当たり前。
そこに育児の楽しさや悩ましさを感じるのだと思います。
「できないこと」ではなく、「その子らしい育ち」に目を向けましょう。
焦らなくて大丈夫
比べなくて大丈夫
子どものペースでゆっくりと育っています
そして、不安になったときには相談するようにしましょう。
「大丈夫。一人じゃないよ。」
そんな気持ちを込めて、この記事を届けます。
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