こんなときどうする?ー地震ー|子どもへの伝え方と日頃の意識づけ

目次

はじめに

突然やってくる地震。

大人でも心臓がドキッとするほど怖いものですが、子どもにとってはさらに大きな不安となります。

わが家にも小学生の息子がいますが、これまでに何度か地震を経験するたび、「どう伝えたらいいんだろう」「怖がらせすぎても良くないな」と悩んできました。

この記事では、私自身の体験を交えながら、

  • 子どもにどう地震のことを伝えるか
  • 日頃からできる工夫
  • 実際の地震で役立ったこと・反省したこと

をまとめています。

まいこ@保育園看護師まま

地震について子どもと一緒に考える良い機会になればと思います。

地震って子どもにどう伝える?

地震は日常生活ではめったに経験しないため、「未知のもの」への不安が強くなります。

そこで大事にしたいのが、“正しく怖がる”こと

大人のようにニュースを理解するのは難しいので、子どもの年齢に応じて伝え方を工夫する必要があります。

子どもへの伝え方(年齢別の工夫)

幼児期(3〜6歳)

小さい子に「地震は怖いものだよ」と言ってもピンときません。

わが家では、遊びの中で防災行動を覚えるようにしました。

  • ぬいぐるみと一緒に机の下へ隠れる「ごっこ遊び」
    「クマちゃんも一緒に隠れようね!」と声をかけると、遊びながら自然に行動を覚えてくれました。
  • 短い絵本や紙芝居で「ゆれる」「かくれる」をイメージ
    言葉だけでなく絵や体験を通じて学べるのが効果的でした。
まいこ@保育園看護師まま

幼児期は「怖い」より「遊びながらやってみよう」がポイントです。

小学生(低学年)

小学校に上がると少しずつ理解力もつき、「もし○○のときに揺れたら?」という想定ができるようになります。

わが家でもこんなやり取りをしています。

  • 「もし給食中に地震がきたらどうする?」
  • 「授業中に先生がいなかったら?」

すると子どもは「机の下に入る」「校庭に逃げる」など、自分なりに答えを出すようになります。

まいこ@保育園看護師まま

答えが間違っていても否定せず、「いいね、それに加えてこうするともっと安心だよ」と肯定しながら補足すると、自信につながります。

小学生(高学年)

高学年になると「地震のニュース」や「被害の写真」を目にすることも増え、逆に不安が強くなることもあります。

わが家ではニュースを一緒に見ながら、

  • 「どうして建物が壊れたのか」
  • 「どうやって助け合っているのか」 を話題にしました。
まいこ@保育園看護師まま

「正しく怖がる」ことを伝えつつ、最後は「でも私たちも準備しているから大丈夫」と安心感で締めくくるようにしています。

わが家の体験談

地震速報が鳴った夜

ある夜、スマホの緊急地震速報が鳴った瞬間、私が一番慌ててしまいました。

すると息子が固まって動けなくなってしまったのです。

そのとき学んだのは、大人が落ち着いて行動することが最大の安心材料になるということ。

「遊び」での練習が役立った

幼児期にぬいぐるみと「机の下ごっこ」をしていた経験のおかげで、いざというとき机の下に素早く潜れました。

「やっぱり小さいころからの習慣づけって大事だな」と実感しました。

反省したこと

停電のときに懐中電灯の場所が分からず、私も子どもも不安な気持ちが大きくなってしまったことがありました。

「モノの場所を共有しておく」ことがどれほど大切か思い知らされた瞬間です。

日頃から意識していること

  • “声かけ”を習慣に
    「もし今揺れたらどこに隠れる?」と、日常のちょっとした場面で問いかけています。
  • 避難所を一緒に確認
    近所の避難所へ散歩がてら行き、「ここが避難場所だよ」と実際に見せて安心感を持たせました。
  • 持ち物チェックを一緒に
    リュックに入れている防災グッズを子どもと一緒に確認することで、自分のこととして意識できます。

親が心がけたいこと

  1. まず大人が落ち着くこと
    子どもは親の表情や声色で安心・不安を感じ取ります。
  2. 「守られている」感覚を伝える
    「ママもパパも一緒にいるから大丈夫」と繰り返し伝えることで安心が積み重なります。
  3. “できた体験”をほめる
    避難訓練で机に潜れたら「すぐできたね、すごい!」と声を掛ける。
    成功体験が自信につながります。

まとめ

地震は、大人でも子どもでも、誰にとっても不安で怖いものです。

だからこそ、「怖い気持ちを無理に消すのではなく、正しく理解して備える」ことが大切だと感じます。

わが家でも、子どもへの伝え方や避難の練習は毎回試行錯誤の連続でした。

でも、少しずつ「どうすれば安心できるか」を家族で話したり、準備を確認したりすることで、いざというときも落ち着いて行動できるようになりました。

準備や工夫を重ねるたびに、「備えておいてよかった」と心から思える瞬間があります。

もしあなたも、まだ防災の準備が十分でなくても大丈夫です。

小さな一歩から始めて、家族で話し合い、少しずつ揃えていくことで、きっと安心につながります。

防災グッズについてもまとめていますので、参考にしてみてくださいね!

まいこ@保育園看護師まま

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