夏になると、保育園でぐっと増えるのがあせもの相談です。
「赤くなってきたけど大丈夫?」「かゆがってかきむしってしまう…」
子どもの肌は治るのも早い、でも悪化するのも早いのが特徴です。早めの対応と正しいケアで、あせもを悪化させないようにしましょう。
- あせもの原因と症状・できやすい場所
- 家庭でできるケア・悪化させないNG行動
- 病院に行くべきサイン(とびひとの見分け方)
- 保育園での対応・相談のコツ
あせもとは?原因と症状

あせも(汗疹)とは、汗腺(汗の出る管)が汗や汚れで詰まり、炎症を起こした状態です。子どもは大人に比べて毛穴が小さく詰まりやすいため、あせもになりやすい体質をしています。
できやすい場所
汗がたまりやすい部位に集中します。特に関節部分によくみられます。
- 首まわり・うなじ
- 肘の内側・膝の裏側
- わきの下・股のつけ根
- 背中・おでこ
症状の見た目
- 赤い小さなブツブツ
- かゆみ(かきむしってしまうことが多い)
- ひどくなると赤みが広がり、じゅくじゅくしてくることも
まい@保育園看護師まま保育園では夏になるとあせもの相談がぐっと増えます。関節部分にできることが多く、気になってかきむしってしまうお子さんも多いです。子どもの肌は治るのも早いですが、悪化するのも早い。「少し赤くなっているかも」と感じたら、早めに教えてもらえると一緒に様子が見られます。
家庭でできるあせもケア

基本のケア3つ
- 爪を短く切る かきむしって傷を作らないために
- 傷口を保護する ひどい場合はガーゼで保護。乾燥している場合は七分丈のズボンなどで自然にカバーするのもOK
- 保湿をする 肌のバリア機能を保つために日々の保湿が大切。夏は油分の少ないローションタイプがおすすめ
水遊び後のケアも大切
プール・水遊びのシーズンは、水遊び後に保湿剤を塗ることが肌トラブル予防に効果的です。処方された保湿剤がある場合は、水遊び後に塗るタイミングを決めておくと習慣にしやすいです。
やってしまいがちなNG行動

- タオルでゴシゴシ拭く
肌を傷つけて炎症が悪化します。柔らかいガーゼやタオルで優しく押さえるように拭いて - かきむしる・触らせたまま
傷になるととびひに発展することがあります。爪を短く保つことが大切 - 体を締め付ける服
汗がたまりやすくなります。通気性のよい・ゆったりした服を選ぶのがおすすめ - 保湿剤の塗りすぎ
油分が多すぎると毛穴が詰まりやすくなることも。夏はローションやフォームタイプが向いています
病院に行くべきサイン

あせもが悪化すると、とびひ(伝染性膿痂疹)に発展することがあります。早めの受診が大切です。
🚨 こんな症状が出たら受診を
- 患部から汁が出てくる・じゅくじゅくしてくる
- 赤みや腫れが広がっている
- かさぶたが黄色くなってきた
- 発熱を伴っている
- かきむしって傷になっている

💡 あせも?とびひ?見分けのポイント

- あせも:赤いブツブツ・かゆみがメイン。汗をかきやすい部位に出る
- とびひ:水ぶくれや黄色いかさぶた。じゅくじゅくした傷が広がっていく
判断が難しい場合は、早めに受診するのが安心です。
保育園でのあせも対応・相談のコツ

保育園は子どもが長時間過ごす「生活の場」です。あせもが気になるときは、ひとりで抱え込まず保育園に伝えてもらえると、一緒に様子を見ることができます。
保育園に伝えておくとよいこと
- あせもができている場所・様子
- 処方された保湿剤や薬があるかどうか
- 水遊び後に保湿剤を塗る指示があるかどうか
- かきむしりが気になる場合はその旨
まい@保育園看護師まま保育園では日々の観察の中で、「少し赤みが強くなってきたな」「傷になってきたな」ということに気づきます。早めに教えてもらえると、一緒に対応を考えられます。薬の預かりについては園のルールがありますので、処方薬がある場合は事前に相談してください。
まとめ
- あせもは関節部分など汗がたまりやすい場所にできやすい
- ケアの基本は爪を短く・傷の保護・保湿
- ゴシゴシ拭く・かきむしりはNG。悪化するととびひになることも
- じゅくじゅく・汁が出てきたら早めに受診
- 気になったら保育園に伝えて。一緒に様子を見ます
子どもの肌は大人より敏感で、変化が早いです。「少し赤いかも」と気になったときが対応のチャンス。早めのケアで夏を乗り越えましょう😊


