
子どもの靴を選ぶとき、つい「かわいいデザイン」や「お手頃な価格」に目がいってしまうことはありませんか?
でも実は、靴は子どもの足の成長や体の発達に大きく関わる大切なアイテム。
「まだ履けそうだから…」と小さめを無理して履かせたり、「長く使いたいから」と大きめを買ってしまったりすることは誰しも経験があるのではないでしょうか。
この記事では、子どもの足に合った靴の選び方を、ママたちのリアルな悩みに寄り添いながら解説します。
足のサイズ測定の方法から買い替えの目安やおすすめブランドまでまとめました。
まいこ@保育園看護師まま子どもたちに合った素敵な靴が見つかりますように・・!
子ども靴選びでママがよく悩むこと


- かわいい靴を履かせたいけど、すぐサイズアウトしてしまう
- 高い靴じゃないとダメ?安い靴では不安
- 「どのサイズを買えばいいのか分からない!」
こうした悩みを抱えるママはとても多いです。
でも、基本を押さえればかわいさ・価格・機能性をバランスよく選べるようになります。
子ども靴が大切な理由|成長発達と姿勢への影響


子どもの足は、大人とは違い 骨の多くがまだ軟骨でできていて柔らかく、形が変わりやすい状態 です。
3歳ごろまでは特に土踏まずが未発達で、平らな足(いわゆる“赤ちゃんの扁平足”)をしています。
その後、歩いたり走ったりする経験を重ねることで、少しずつアーチ(土踏まず)が形成されていきます。



年齢ごとの足の特徴やサイズの合わない靴によるリスクをまとめてみました。
年齢ごとの足の特徴(目安)
| 年齢 | 足の特徴 | 靴選びのポイント |
|---|---|---|
| 1〜3歳 | 骨の多くが軟骨、土踏まずが未発達 | 足首をしっかり支える靴 つま先に余裕を持たせる |
| 4〜6歳 | 土踏まずが少しずつ形成 | 歩きやすさ+軽さを意識 かかとが安定する靴 |
| 小学生 | 骨が固まり始め、形が定着 | サイズチェックを定期的に 運動量に合わせた靴選び |
小さい靴・大きい靴によるリスク
| 合わない靴 | 起こりやすいトラブル | 体への影響 |
|---|---|---|
| 小さい靴 | 爪の変形、外反母趾、タコ・マメ | 足の痛みで歩き方が崩れる 姿勢悪化 |
| 大きい靴 | 靴の中で足が滑る、転びやすい | 踏ん張れず筋力やバランスが育ちにくい |
子ども靴の選び方の基本ポイント


- つま先に5〜10mmの余裕を持たせる
- かかとがしっかりフィットする靴を選ぶ
- マジックテープなどで足を固定できるものを選ぶ
- 靴底は柔らかすぎず、硬すぎないものを選ぶ
この条件を意識するだけで「合う靴」にぐっと近づきます。
子ども靴のサイズの測り方【自宅で簡単】


- 紙を床に置き、子どもを素足で立たせる
- かかとを壁にぴったりつける
- 一番長い指の先に印をつける
- かかとから指先までを定規で測る
この長さが「足長」。
靴は 足長+5〜10mm を目安に選びましょう。



立った状態で測ると正しく測定できます。
子ども靴の買い替え時期はいつ?【目安とサイン】


靴のサイズが合わないと、成長や遊びに影響が出ます。
小さい靴・大きい靴のデメリット比較表
| サイズ感 | デメリット | 気づきやすいサイン |
|---|---|---|
| 小さい靴 | ・爪の変形や内出血 ・足指が曲がる ・外遊びを嫌がる | ・つま先に余裕がない ・足の指が赤くなる ・「足が痛い」と訴える |
| 大きい靴 | ・つまずきやすい ・転倒リスク ・摩擦で靴ずれ ・歩き方のクセがつく | ・かかとがパカパカ浮く ・走ると足がバタつく ・靴下がずれて脱げやすい |



成長のスピードに合わせて早めに買い替えることが大切です。
子ども靴選びで失敗しない工夫


- シーズンごとに足を測る習慣をつける
- 信頼できるメーカーをいくつか決めておく
- 店舗で試着してから通販を利用する
- 「まだ履けるかも」より「余裕があるうちに買い替え」を意識する



準備をしておくことで焦らずに購入することができます。
おすすめの子ども靴ブランド5選【保育園・お出かけ用】


① アシックス(ASICS)
- スポーツメーカーならではの安定感
- 足の形に沿った設計でフィット感抜群
② ミキハウス(MIKIHOUSE)
- ファーストシューズの定番
- 赤ちゃんの足をやさしく包み込む設計
③ ニューバランス(New Balance)
- 幅広設計で日本人の足に合いやすい
- 親子リンクコーデも楽しめる
④ イフミー(IFME)
- お手頃価格で機能性もしっかり
- 保育園靴や洗い替え用に人気
⑤ ナイキ・アディダスなどスポーツブランド
- デザイン性が高く、年中さん以降に人気
- 細身が多いのでフィット感を要チェック
まとめ|子ども靴は「サイズ・フィット感・成長」で選ぶ


- 足のサイズを定期的に測る
- つま先に5〜10mmの余裕を持たせる
- かかとがしっかりフィットする靴を選ぶ
- 3〜4ヶ月ごとにサイズチェックを忘れずに
「また靴の買い替えか…」とため息が出ることもありますが、それは子どもが元気に成長している証拠。



かわいさ・価格・成長のバランスをとりながら、納得できる靴選びをしていきましょう。










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